金沢へおいでまっし
というわけで、金沢へのアクセス方法をお教えします。
金沢へのアクセスは大きく4つの方法があります。
1.航空機 (お金持ち・時間がない人・カップル向け)
2.鉄道 (誰得?)
3.高速バス (お金がないひと・時間がある人向け)
4.自動車 (ファミリー・3名様以上向け)
上から順番に速くアクセスできますがその分値段も割高となります。
ここでは目安として東京からの推定時間と運賃を
参考のために書いておきます。
1.飛行機 (片道1万円以上・所要時間2時間)
金沢にアクセスする為の最寄りの空港は金沢市の隣に位置している
小松市の「小松空港」です。国内の空港であればどこからでも
1時間程度でアクセスできる場所に位置しております。
ただし、この小松空港に到着してから金沢市内へのアクセスは
1時間ほどかかります。さらに移動料金がかかります。
これは重要なポイントです。
もっとも訪問する利用客が多いと思われる羽田空港からの
飛行時間は1時間となります。1時間で来れますが、小松空港から
金沢市内までのアクセスに同じく1時間かかるということです。
ちなみに格安航空券であれば5日前予約で1万円程度、
ANAやJALであっても45日前の指定であれば1万2千円前後で
片道のチケットが購入できます。
オススメは宿泊プラン付きのチケットで
小松空港の往復チケットと宿泊プランがついて
2万5千円から3万円となっております。
(航空券往復2万円・ホテル代5千円の割引料金となります)
この値段の差はホテルのグレードの差になっており
一般的なビジネスホテルであれば2万5千円で
日航ホテル、都ホテルなど一流ホテルであれば3万円で
一泊二日の宿泊付きの往復航空券が購入できます。
(2泊3日なら+5千円で3万円~3万5千円となります)
金沢に旅行に来るのであればこのプランが時間的に
考えても一番のオススメです。
2.鉄道 (片道1万円・所要時間4時間)
金沢は北陸地方に位置しているために新幹線がありません。
従って新幹線でアクセスできる駅までは新幹線。
それ以降は特急を使用することになります。
鉄道は金沢から遠い場所であれば一番オススメできない
プランとなります。具体的に東京からアクセスをする場合を
考えてみます。
名古屋を経由する東海道新幹線もありますが、ここでは
一般的な新潟経由にします。
新潟経由にすると東京駅から上越新幹線で「越後湯沢駅」まで
乗ります。そこから「特急はくたか」などに乗って金沢まで
北陸本線で移動します。
時間はおよそ4時間、料金は1万2千円程度になります。
4時間近く乗車しますが、実は越後湯沢駅まで東京駅から
1時間ちょっとでアクセスが可能です。
時間がかかるのは越後湯沢駅から金沢駅までの区間です。
およそ3時間近くかかります。特急列車ですが在来線のため非常に
時間がかかります。北陸新幹線の開通が強く望まれます。(T_T)
列車で来る場合の強みは金沢駅に到着するので
その場ですぐに観光を開始できるということです。
旅行であれば駅前のホテルを予約をしておけばホテルに
到着してすぐに荷物を預けて観光することが可能です。
ただし、1万円2千円もして4時間ほどかかるのであれば、
上記の航空券を買った方が安いし速いです。
したがって名古屋や米原、京都に住んでいるという人でなければ
あまりオススメはできません。
北陸本線はサンダーバードに乗車できるのであれば、
多少はオススメです。
(注・北陸新幹線が2014年開業します。そうなれば東京から
2時間半で金沢駅までアクセス可能となります。
航空機の羽田までのアクセス、小松空港から金沢市内までの
アクセスの時間を考えれば、新幹線が開通すれば航空機と同じ
所要時間となります。)
3.高速バス (最安3500円・所要時間7時間)
学生の皆様、こんにちは。
高速バスのコーナーです。
高速バスの種類は大きく分けて2つ。
JRバスとJR以外の会社に分けることができます。
料金はJRバスなら5000と7000円
民間バス会社なら3500円~となっております。
所要時間は富山経由で一律7時間前後です。
JRの場合は
「金沢エクスプレス号」 運賃 7,840円 (割引 5,100円)
「ドリーム金沢号」 運賃 7,840円 (割引 5,100円)
「青春ドリーム金沢号」 運賃 5,000円 (割引 4,410円)
となります。
「早売」というシステムを利用すれば
金沢エクスプレス号とドリーム金沢号は21日前予約で「5,100円」
青春ドリーム金沢号は5日前予約で「4,410円」で購入が可能となります。
また、民間バス会社の場合はMKツアーなどが有名ですが
3500円から購入することが可能です。
たくさんのバス会社が運行しており、JRバスよりも値段が
安いことから(わずか3500円!!)高速バスは人気があります。
学生さんなど若い方がよく利用しております。
基本は深夜バスとなりますので、夜10時や11時に乗車します。
(一部例外があり、新宿西口7時発の路線もあります。
14時過ぎに金沢駅に到着します。)
深く眠ることができれば目が覚めたら東京駅や金沢駅に到着するという
シンプルさがあります。
航空機や電車の場合「乗り換え」がありますが、そういった
重い荷物を抱えての乗り換えの煩わしさがないことや
東京・金沢駅前に到着する到着後の交通アクセスの良さが
便利な点になります。
最後に「安い」イメージの高速バスで高級なバスをご紹介します。
イルカ交通の「ドルフィンライナー」と呼ばれるバスです。
すべてのシートが半個室となっており、飛行機のビジネスシートと
同じような作りとなっております。
電話予約で8500円と割高ですが、テレビやなんとDVDデッキを
備え付けており、コンセントも使用できるという充実ぶり。
バス後部は化粧室となっており、非常に高級感あふれる
バスとなっております。お気に入りのDVDを持ち込んでのDVD鑑賞
で時間を潰すことも可能です。
もし乗車した経験がある方はぜひ感想を教えて下さい。
4.自動車 (ETC最安5000円+ガス代・所要時間6時間)
家族連れの皆様、こんにちは。
自家用車は3名以上であれば金沢観光をする上で一番安く
アクセスする方法です。
自家用車の場合、高速を使ってETCを使用すれば
高速代わずか5000円で東京から来ることが可能です。
4人連れなどの家族であればガソリン代と高速代だけで
支払いが済みますので圧倒的なコストパフォーマンスで
あるかと思います。
自動車の場合、観光に車を使用することができるのが
かなりの強みになります。
金沢市街から1時間ほどの合掌造りで有名な世界遺産
「五箇山」などにアクセスすることも可能です。
少し離れた場所ですが能登にある「千里浜なぎさドライブウェイ」
などにも簡単にアクセスすることが可能です。
この道路は砂浜をドライブすることで非常に有名で、大抵の
ガイドブックに紹介されております。
また、福井の「永平寺」「東尋坊」など、車があれば観光エリアの
視野がぐっと広がります。
金沢は郊外型の観光地なので、圧倒的に車があると便利です。
以上の4つが金沢への主要なアクセス方法となります。
メリットとデメリットを述べておいたので、
ご自身の都合に合わせたアクセス方法をチョイスしてみて
下さいね。