(年末、12月30日の混雑する近江町市場)
1.見るだけなら30分
2.買い物もするなら1時間
3.更に食事もすると1時間半
何をする場所
1.新鮮な魚を買う
2.新鮮な海産物を食べる
◆目次
1. 近江町市場って
2. 所要時間は
3. 市場のオススメは
4. 近江町市場の駐車場
◆近江町市場って?
近江町市場とは金沢の中心にある金沢人の台所である魚市場です。加賀や能登の日本海の幸である「ブリ」「ズワイガニ」「甘エビ」「ノドグロ」などをこちらで購入することができます。
また、市場内にその新鮮な魚を使って食事をできるレストランや食堂などがあるので、観光がてら食事も楽しむことができます。ちなみに、お土産物も買うことができます。
市場は大きなビルになっており
3F 「駐車場」
2F「レストラン街」
1F「魚市場」
B1「鮮魚以外のお店」(薬局とかカレーのチャンピオンとか)
となっております。観光ならB1には行かなくてもいいと思います。
◆所要時間は?
近江町市場の中をぐるっと周るだけなら早ければ30分ぐらいで建物をチェックできるかと思います。ただ、そこから何かしら買い物をするとなると1時間前後の時間が必要になるかと思います。食事を含めると1時間半ぐらいは必要になります。
◆市場のオススメは?
金沢のオススメの海の味覚となると季節によって異なります。ただ、一つだけ断っておきますと、市場内の食事処で時々見かけるマグロとかイクラとかは金沢では水揚げされないです。
【夏】
夏と言えば岩牡蠣ですね。1つ800円もする様な岩牡蠣も珍しくありません。巨大な岩牡蠣を生で殻をその場で割って食べます。レモンをキュっと絞って濃厚な旨味を楽しめます。それとノドグロは一年中取れるのでこの時期でも問題なく味を楽しめます。
(これで800円ぐらいの巨大な岩牡蠣 もちろん食べる価値はアリ。)
夏は観光しやすいシーズンですが、逆に美味しさを味わう機会は少なくなります。金沢は寒くなれば寒いほど食べ物が美味しいシーズンを迎えます。
【冬】
冬は「ブリ」「加能ガニ(ズワイガニの金沢の名前)」「カキ」「甘エビ」などになります。基本的にどこに行ってもこの商品がズラ~と並べられているかと思います。ノドグロの干物なんかも一匹1000円なんかで売られていたりします。
特にカニは凄いですね。高いものは2~3万円など半端ない値段設定です。カニは金沢の食材の華です。それがよく分かる写真を2つお見せします。
(写真提供:金沢市&石川県観光連盟)
ちなみに海産物だけでなく、加賀の伝統野菜である加賀野菜を扱う八百屋や能登のブランド牛、能登牛を扱ったお店も結構出店しております。
(金沢市民が普通に利用するので八百屋さんも結構多い)
◆近江町のレストラン
2Fのレストラン街はお昼時は混んでますね。近江町市場は観光地という関係で夜より昼のほうが混んでます。お昼時は並ぶのも珍しくありません。ですからホテルが近くとかであれば夜に行くのも手かもしれません。
ちなみにビルの外にも築地の場外市場ではありませんが、飲食店やお店があります。予約がないと入れない人気のお店もあったりします。
◆近江町市場の駐車場
近江町市場の駐車場に関してはこちらのページで詳しく説明しております。
◆おわりに
簡単に説明しましたが、あとはガイドブックなどを見ながら観光すれば、観光地化された市場なので問題なく過ごせると思います。
金沢市内の人であれば近江町市場関連で働いている人が知り合いに1人や2人は大体います。私の場合は定食屋で働いている友人がいて近江町の情報を色々と教えてくれます。
最後に近江町の昔の姿のお話を。美川町出身のある男性(40歳)の昔話。
「小さかった頃はさぁ~、近所の人とか自分達家族とか誰か近江町に行くと魚を大量に買ってきて近所にお互い配ったりしたんだよ。新鮮で安かったし。ほんとに普通の市場だったんだよ。今は観光地化されてほんと買いに行かなくなったよな~。まあ近所で配り合うってこと自体がなくなったけど。」