治部煮、それは石川県を代表する郷土料理です。
金沢の郷土料理をあげると治部煮やゴリの佃煮、ブリ大根などが
定番として取り上げられます。治部煮はそんな食べ物です。
さて、そんな治部煮とはどんな料理なのでしょうか。
ウィキペディアには詳しい説明が述べられています。
簡単に言うと
「鴨肉をつかったとろみのある煮物料理」
のことです。
ポイントは「鴨肉」と「とろみ」です。もちろん、必ず鴨肉でなければ
ならないわけでなく、鶏肉を使ったものも多く見られます。
とろみは一般的には小麦粉でつけます。それと、お椀にはわさびが盛りつけられております。
ちなみに治部煮は郷土料理なのでレストラン等、外食で食べる
機会はあまりありません。観光で金沢を訪れて「治部煮が食べたい!!」
となっても提供しているお店は限られております。
金沢人的な感覚からしたら
「え?治部煮をわざわざ金沢来てまで食べるの?
あれって、家庭で食べるものですよね?」
「郷土料理としては有名だけど、そんなに美味しくないでしょ?
あんまり美味しい料理だと思って期待しないでね。」
「お店で治部煮なんて置いてないでしょ。食べられるお店なんてあったかな?
強いて言うなら定食屋さんとかならあるかもね。」
という感じです。ガイドブックの紹介と現地の人の感覚には
少し治部煮の扱いにズレがありますね。(^_^;)
そんなわけで治部煮を食べられるお店を紹介致します。
観光客向けに出しているせいか、全て「駅前」か「近江町市場」の
近くに出店しております。お値段もいい感じのお店が多いです。
大名茶家
http://www.kaisen-hirai.com/index.html
黒百合
http://kuroyuri.ftw.jp/index.html
ひら井
http://www.kaisen-hirai.com/index.html
是非、金沢に来たら治部煮にチャレンジしてみて下さいね。