金沢の有名な観光地と聞かれれば誰もが答えるのが兼六園です。金沢観光の目玉であり、一番人気の観光地と言えるかと思います。金沢のガイドブックなどの表紙の写真も大抵は兼六園(ことじ灯篭)の写真が使われています。そんな兼六園の歴史と見所を紹介しちゃいます。
兼六園って何?
兼六園というのは一言でいえば「お庭」です。誰の庭園なのかというと加賀百万石である前田家のお殿様のお庭なんです。名前の由来は「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六つを兼ね備える名園」というわけで「兼六園」と名付けられております。日本三名園の一つでありますが、その中でも筆頭の庭園つまりナンバーワンといっても良いと思います。
所要時間は?
大体1時間もあれば園内を歩きまわることができます。早くて45分、遅くて90分ぐらいでしょう。例えば、朝10時に入園したら出口をでるのは11時前後。遅くても11時30分過ぎになるかと思います。園内をひたすら歩くので歩く速度と体力によって時間差がでてくると思います。
見所は?
基本的に日本庭園なので園内の池や木々などを見て園内全体を散策して自然を楽しんでください。特にチェックすべきスポットを紹介します。
<徽軫灯籠(ことじとうろう)>
一番有名な見所です。写真撮影のスポットとなっております。忘れずに記念撮影をしましょう。石川県で一番有名な観光スポットです。
<日本最古の噴水>
日本で最古の噴水です。動力など一切なく水の高低差を利用した自然の力だけで沸きあがらせています。
<成巽閣>
別料金がかかるので無理に行く必要はありませんが、時間やお金に余裕があるならぜひどうぞ。別ページのこちらに詳しい解説があります。
・ベストシーズンは?
四季折々に刻々と変わる風景がありますのでどの季節でもいいですが、冬だけは雪が降るので通常の兼六園の姿とは違います。園内は木々が雪吊りをされており、一面銀世界なのでそれはそれは風情がありますが、いつもの風景をみたいのであれば春~秋にかけてがおススメです。春は桜、秋は紅葉が楽しめます。
「写真提供:金沢市」「©石川県観光連盟」